シリコンスタジオは自己株取得を好感して4日ぶりに反発、DeNAとの開発協力も材料

■立会外で自己株10万株取得、割合は3.36%

 3DCG技術基盤のゲーム用のミドルウェアが主力のシリコンスタジオ<3907>(東証グロース)は18日、一時71円高(4.8%高)の1541円まで上げて4日ぶりに反発している。

 17日に立会外買付取引(ToSTNeT-3)により10万株・1億4700万円を上限とした自己株取得を実施すると発表したことを好感している。取得日は4月18日で、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.36%となる。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が目的としている。

 同社は11日にディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>(東証プライム)の委託でEV転換シミュレーター「FACTEV(ファクティブ)」の開発に協力することを発表し連日ストップ高した。13日に年初来高値を更新した後は下げており、押し目買いが入っている模様。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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