芝浦機械は上場来の高値に迫る、今期売上高46%増予想など業績好調

■EV電池用セパレータフィルム製造装置など牽引

 芝浦機械<6104>(東証プライム)は6月1日、反発基調で始まり、取引開始後は6%高の4615円(270円高)まで上げ、5月29日につけた上場来の高値4770円に向けて出直っている。EV電池用セパレータフィルム製造装置などが好調で、今期・2024年3月期の連結業績予想を売上高46.1%増、営業利益2.6倍などと想定。PERは6倍台。好業績の割安株としてジリ高傾向を続ける期待が出ている。

 業績好調にもかかわらず、組織再編などによる経営改革を進める方針で、これまで以上に全体最適を図るため、「事業部制」を廃止し、「カンパニー制」を採用するなどの施策を行う計画だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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