アニコムHDが年初来の高値を更新、UBS証券による投資判断の引き上げなど好感

材料でみる株価

■業績は好調、迷っていた投資家の背中を押す形に

 アニコムHD(アニコム ホールディングス)<8715>(東証プライム)は8月2日の前場、8%高の680円(50円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年12月以来の680円台に進んだ。連続最高益予想の銘柄で、UBS証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も200円引き上げて850円に見直したと伝えられ、買うべきか迷っていた投資家の背中を押す形になったとの見方が出ている。

 今期・2024年3月期の連結業績予想(5月10日開示)は、経常収益が600億円(前期比6.1%増)、経常利益が40億円(同8.5%増)、純利益は25億円(同9.1%増)。第1四半期の決算発表は8月7日に予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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