日産自とホンダが後場一段高、「EV協業で覚書締結へ」と伝えられ期待強まる

■EVの基幹部品の共通化や部品の共同調達などで包括的な協業

 日産自動車<7201>(東証プライム)は3月15日の後場、一段と上げて始まり、576.2円(12.6円高)をつけて本日の現在高となっている。正午過ぎに「日産自動車とホンダ、EVでの協業で覚書締結へ」(日経電子版WEB3月15日12:06)と伝えられ、注目が集まっている。ホンダ<7267>(東証プライム)も後場寄り後に一段と上げて1805.0円(53.0円高)まで上げ、約1週間前につけた実質上場来の高値1830.5円に迫っている。

 報道によると、両社は電気自動車(EV)分野で包括的な協業に向け覚書を結ぶこととなり、EVの基幹部品の共通化や部品の共同調達を進めるという。世界のEV市場では中国勢が台頭し、EVの価格競争が激しくなっており、規模の拡大を通じてコスト競争力を高めると伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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