ジャパンエンジンコーポがストップ高、第1四半期の営業利益2.4倍など好感、クリーン内燃機相場に拍車かかる

■2008年以来の高値に進む

 ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は8月4日、一段高となり、午前9時半前にストップ高の4690円(700円高、18%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、約5週間ぶりに年初来の高値を更新し、2008年以来の高値に進んでいる。3日の15時に発表した第1四半期決算(2023年4~6月)が営業利益2.4倍(2億28百万円)などと大幅増益になり、注目が強まった。このところの株価はアンモニア燃料エンジンや水素燃料エンジン開発への取組などが買い材料視されて強調相場となっており、これに拍車がかかる形になった。

 今3月期・通期の予想は全体に期初の数字を据え置き、営業利益は5.0億円(前期比13.1%増)、純利益は11億円(同36.0%増)、1株利益393円57銭。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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