青山商事が高値を更新、第1四半期の営業黒字と経常利益2.6倍など好感

■通期予想は据え置くが人流回復効果などに期待強まる

 青山商事<8219>(東証プライム)は8月14日、買い気配の後7%高の1417円(90円高)で始まり、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2020年以来の高値に進んでいる。前取引日の10日15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月)の営業利益が前年同期比で黒字化し、経常利益は同2.6倍と大幅に拡大、注目が再燃した。

 第1四半期の連結売上高は同7.2%増の443億4百万円となり、営業利益は18億56百万円の黒字(前年同期は営業損失48百万円)だった。主にビジネスウェア事業で、原価上昇に対応した価格の見直しや人流の回復の効果を受けた。第2四半期と3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は第2四半期(4~9月・累計)を16億円の赤字とし、通期では110億円億円の黒字(前期比47.2%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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