日本製麻は乱高下、インサイダー疑惑調査委員会の設置を受け売り買い交錯

■このところゴーゴーカレーグループによる保有割合が拡大していた

 日本製麻<3306>(東証スタンダード)は8月30日、一時1049円(41円高)まで上げて戻り高値を連日更新したものの、午前10時にかけては3%安の975円(33円安)前後で売買されて反落模様となっている。29日の19時に「当社発行株式の買い付け行為が当社取締役の関与によるインサイダー取引ではないかとの疑惑を調査するため、特別調査委員会の設置を決議」と発表し、売り買い交錯となっている。

 同社株については、このところ、大量保有報告書でゴーゴーカレーグループ(石川県金沢市)による保有割合の拡大が伝えられてきた。ゴーゴーカレーグループの設立者の宮森宏和氏は日本製麻の前社長で、8月21日付で社長交代し取締役についている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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