中央発條、EV化対応に向けた3本の柱で売上高1000億円を目指す

■EV化に対応したシャシばねやアクセサリーを開発・拡販

 中央発條<5992>(東証プライム)は31日、自動車の足回りに使用するシャシばね「スタビライザー」をBYD TOYOTA EV TECHNOLOGY カンパニー有限会社と一汽トヨタ自動車有限会社が共同開発したセダンタイプのバッテリーEV『TOYOTA bZ3』へ新たに採用されたと発表。

 同製品は、車のカーブ時の走行安全性を高める重要な部品であり、高い性能や品質が評価され、今回の採用に繋がった。さらにその他のEV車への採用も予定されており、更なる拡販を計画している。

 またEV関連製品として、新たな開発も進めている。バッテリー異常時のパック内圧上昇を防ぎ安全性(防爆)を確保する精密部品を、性能向上を図りながらも低コスト化できる活動に取り組んでいる。

 更にEVアクセサリーの開発も進めており、充電ケーブルを簡単・便利に収納可能なケーブル収束補助装置『スパイラリール』を発売している。

 『充電をもっと快適に』をコンセプトに、「手を汚さずに」・「好きな位置で・使用することができ」・「手間を省いてスムーズな充電」を実現している。

 現在、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)本社に設置し、今後は自動車メーカー様だけでなく、エクステリアメーカー、更には海外展開を含めた拡販を計画中で、さまざまな使い方に対応した商品ラインナップを拡充させ2025年以降に売上高1億円以上を見込んでいる。

 自動車業界は100年に一度と言われる大変革期を迎えているが、同社の主力製品であるシャシばねは自動車の「走る」「曲がる」「止まる」を制御するため、エネルギーソースが電動化に変化しても変わらず必要になる。

 その強みを活かし、(1)既存製品のEV車への拡販、(2)EV関連新製品開発、(3)EVアクセサリー拡販の3本の柱でEV化対応に向けた取り組みを強化させ、2027年度売上高1,000億円以上、営業利益50億円、ROE5%以上達成を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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