ブライトパス・バイオは2日続けて大きく出直る、頭頸部がん対象の『iPS-NKT』臨床試験に期待強い

■千葉大で6月に開始、「本治験は順調」とし注目強まる

 ブライトパス・バイオ<4594>(東証グロース)は9月1日の後場、7%高の145円(10円高)で始まり、昨31日の13%高に続き2日連続で大きく出直っている。8月10日に発表した第1四半期決算短信で、2020年6月から国立大学法人・千葉大学で開始されている頭頸部がんを対象とする『iPS-NKT』の臨床第1相医師主導治験について、「本治験は順調に進んでおり、臨床上の安全性における問題も報告されていません」と開示したことなどが言われ、改めて注目し直されている。

 23年5月には、米Artisan Bio社と遺伝子編集技術を導入する契約を締結し、固形がんを含む様々な適応症に対して高度な遺伝子組み換え型『CAR-iPSNKT』を利用した細胞療法プログラムを創出することが可能になった。こちらへの期待も強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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