【株式市場】前場の日経平均は201円高、NYダウ反落にもかかわらず主力株が強く次第高

◆日経平均は3万2820円80銭(201円46銭高)、TOPIXは2352.58ポイント(20.58ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億4273万株

 9月1日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ反落にもかかわらず日本製鉄<5401>(東証プライム)、日立<6501>(東証プライム)、ソニーG<6758>(東証プライム)、三菱重<7011>(東証プライム)などが続伸基調で始まり、ソニーG以外は高値を更新など、主力株の強さが目立った。中国の追加金融緩和(外貨の預金準備率を引き下げ)が伝わると朝方は小安かった商船三井<9104>(東証プライム)なども次第高。住宅ローン金利引き上げを受け銀行株も高い。日経平均は98円安で始まったあと切り返して次第高となり、午前11時過ぎに226円12銭高(3万2845円46銭)まで上げ、前引けも200円高で続伸基調となった。

 みずほFG<8411>(東証プライム)などのメガバンク3銘柄がそろって高値を更新。四電工<1939>(東証プライム)は業績予想の増額など好感され急伸し高値更新。セイファート<9213>(東証スタンダード)は主サービスの求人情報サイトの新機能など連日好感され2日連続ストップ高。ストレージ王<2997>(東証グロース)は災害時緊急住宅関連事業に進出の期待あるようで一時2日連続ストップ高。I-ne<4933>(東証グロース)は9月9日の売買から一気に東証プライム市場に移籍することなど好感され活況高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億4273万株、売買代金は1兆5928億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1326銘柄、値下がり銘柄数は427銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、鉱業、鉄鋼、銀行、石油石炭、海運、証券商品先物、卸売り、繊維製品、保険、その他金融、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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