星光PMC株式を米投資ファンド系企業が公開買付(TOB)、星光PMCは賛同と応募推奨を発表、非上場化へ

■TOB価格は1070円(9月1日終値は567円)

 星光PMC<4963>(東証プライム)は9月1日の16時、米投資ファンド、カーライルグループ(The Carlyle Group)系のインビジブルホールディングス株式会社による星光PMC株式への公開買付(TOB)と、これについての賛同、応募推奨を発表した。

 TOB価格は普通株式1株につき1070円(9月1日終値は567円)、買付期間は2023年9月4日(月曜日)から同年10月17日(火曜日)まで(30営業日)。最終的に、公開買付者(インビジブルホールディングス)は対象者(星光PMC)を完全子会社化することを企図する。TOB成立後、対象者株式は非公開化(非上場化)される見込み。

 発表によると、カーライルは、対象者が、今後も持続的な事業成長を実現するためには、既存事業の強みを守りながらも、成長市場におけるプレゼンスを拡大すべく大胆な経営資源の投入と事業構造の更なる変革が必要であると考えた。

 また、カーライルは、新たな領域の開拓においては、対象者の経営資源を活用したオー
ガニックでの成長のみならず、他社との提携やM&Aを通じたインオーガニックでの成長戦略の推進も選択肢と考えた。カーライルとしては、事業改革やグローバル展開等の領域において、株式会社キトー、株式会社ツバキ・ナカシマ、日立機材株式会社(現センクシア株式会社)等の数多くの日本企業を支援してきた実績を有しており、上述した対象者の事業改革の実現と次なる成長への転身を十分に支援できるものと考えた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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