キッズウェル・バイオがストップ高、持田製薬と開発のバイオシミラー承認を好感、買い気配続く

■原薬供給を担当し新薬の発売は持田製薬とニプロ

 キッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)は9月26日、急伸相場となり、取引開始後まもなくストップ高の219円(50円高、29%高)をつけ、そのまま買い気配となっている。25日の15時に、持田製薬<4534>(東証プライム)との共同事業化契約に基づき開発を進めてきたがん治療領域のバイオシミラー(当社開発番号:GBS-010、ペグフィルグラスチムバイオシミラー)について、持田製薬が2023年9月25日付で厚生労働省より本剤の製造販売承認を取得したと発表、注目集中となっている。一方、持田製薬は小安く、大株主ノーリツ鋼機<7744>(東証プライム)も軟調。

 発表によると、本剤はキッズウェル・バイオのバイオシミラー事業における第4番目の上市製品になる。原薬供給はキッズウェル・バイオが担当し、持田製薬は「ペグフィルグラスチムBS皮下注3.6mg『モチダ』」の名称で販売し、ニプロ<8086>(東証プライム)は「ペグフィルグラスチムBS皮下注3.6mg『ニプロ』」の名称で販売する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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