FFRIセキュリティが急伸、「政府端末に国産サイバー対策ソフト」と伝えられ一時ストップ高

■純国産技術で「ほぼ唯一のセキュリティベンダー」、期待膨らむ

 FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は10月2日、飛び出すように大きく出直る相場となり、朝方にストップ高の1360円(300円高、28%高)まで上げたあと後場も1200円台で売買をこなし出来高急増となっている。『純国産サイバーセキュリティコア技術の研究開発を行うほぼ唯一のセキュリティベンダー』(同社ホームページより)としており、「政府端末に国産サイバー対策ソフト、25年度導入、独自に情報分析」(日本経済新聞9月30日付朝刊)と伝えられ、需要増加などへの期待が強まった。

報道によると、「政府は各府省庁のパソコン端末に国産のセキュリティーソフトを導入」し、「日本の民間企業がつくったソフトを土台に総務省の情報通信研究機構(NICT)が開発」する。「政府機関の通信端末は個人使用を含め数十万台規模になる」とした。業績は2022年3月期を底に持ち直しており、更なる上乗せ要因として期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る