JトラストグループのJトラスト銀行インドネシアと西京銀行が業務提携

■Jトラスト銀行インドネシアは同国の20州31都市に45支店を展開

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は10月10日夜、東南アジア金融事業の主力銀行であるPT Bank J Trust Indonesia Tbk.(Jトラスト銀行インドネシア、本店:ジャカルタ特別州中央ジャカルタ)と株式会社西京銀行(本店:山口県周南市)の業務提携を発表した。インドネシアに進出している、又は進出を予定している西京銀行の取引先をJトラスト銀行インドネシアへ紹介することなどで提携する。

■海外進出事業者などのインドネシアでの事業活動をサポート

 この業務提携により、海外進出事業者のインドネシアでの資金調達、運用を含めた幅広い金融取引を中心に、ビジネスの様々な課題へのソリューションを提供する体制を構築すると共に、海外進出事業者の事業活動をサポートすることでインドネシアの経済発展に寄与することも目的としている。

■西京銀行は以前から中小事業者の海外展開の支援を強化

 西京銀行は、「地域に根差した中小事業者さまと個人のお客さまのための銀行」を長期ビジョンに掲げ、「資金の地域内循環」を積極的に進めるなど、地域社会・経済の発展に積極的に取り組んでいる。

 また、地方企業が抱える主な問題点である「人口減少による地域経済の縮小」「少子高齢化による労働者不足」「都市圏との格差」等、中小事業者の成長志向を妨げる構造的要因に対しても地域密着型金融推進計画としてアジア情報の積極的な発信をおこなうなど、中小事業者の海外展開の支援を強化している。

■Jトラスト銀行インドネシアは日系企業と同国企業とのビジネスマッチングなど積極支援

 一方、Jトラスト銀行インドネシアは、東京証券取引所に上場するJトラスト株式会社が2014年11月に筆頭株主となり、Jトラスト銀行インドネシアとして事業を開始、インドネシア20州31都市に45支店を展開しており、インドネシア全土の90%以上をカバーしている。ローカル銀行のネットワークに日系銀行の強みを活かし、日系企業と地場企業のビジネスマッチングをおこなうなど、インドネシアでの事業展開支援を積極的に取り組み、事業活動を通してインドネシア国民の豊かな社会づくり・生活に貢献できるよう取り組んでいる。

■経営資源を相互活用しインドネシアの経済発展に寄与

 このように、「地域に根差した中小事業者さまと個人のお客さまのための銀行」として、中小事業者の海外展開の支援を強化している西京銀行と、事業活動を通して「インドネシア国民の豊かな社会づくり・生活に貢献できるよう持続可能な社会貢献を果たしたい」と考えているJトラスト銀行インドネシアが、それぞれの経営資源の相互活用をすることにより、海外進出事業者の企業価値を高めると共に、インドネシアの経済発展に寄与すると考えている。

 今後もJトラスト銀行インドネシアは、インドネシア国民皆様の豊かな社会づくり・生活に貢献できるよう、企業活動を通じて持続可能な社会貢献を果たしたいと考えている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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