マーチャント・バンカーズ、Non-Fit太陽光発電所開発でHTソーラー社とREIT社と業務提携
- 2025/7/23 08:21
- IR企業情報

■CO2削減需要に応える、電力買取制度を利用しない太陽光発電所を共同開発
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は7月22日、HTソーラーおよびREITとの間で、Non-Fit太陽光発電所の開発に関する業務提携の基本合意書を締結したと発表した。
同社は2025年5月に公表した投資方針に基づき、再生エネルギー分野への進出を強化してきた。今回の提携では、固定買取制度を利用せず、企業のCO2排出削減需要に対応するNon-Fit太陽光発電所の開発に注力する。HTソーラー社は中国系企業グループの日本法人で、高品質な太陽光モジュールを供給。REIT社は電気事業の専門家が集まり、用地確保や電力会社との調整を担当する。
3社の役割分担は明確で、REIT社が用地開発を担当し、マーチャント・バンカーズ社が資金面で支援。HTソーラー社が発電所の権利を取得し運営する。2025年7月下旬から具体的事案に着手し、月20件の耕作放棄地転用を目指す。初期投資は1億円で、2026年10月までに3,000万円の利益を見込んでいる。
今後の業績への影響は軽微と予想されるが、大きな進展があれば随時公表する方針。第1号案件の正式契約締結時には改めて発表する予定だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)