マーチャント・バンカーズが収益マンションを取得、保有物件数30件、年間家賃収入11.6億円体制に

マーチャント・バンカーズ

■安定的収益基盤をベースに成長の見込まれる分野へ投資

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は3月4日午後、安定的な家賃収入による収益基盤の強化を図る目的で、大阪市内のマンション取得を発表した。

 同社は、積極的に収益性と資産性の高い大都市圏の賃貸マンションの取得を進めており、今回取得するマンションは、大阪市内の敷地面積539.17平方メートル(163.09坪)、鉄筋コンクリート陸屋根7階建、延床面積1881.03平方メートル(569.01坪)、築年月2010年3月、取得価格775百万円、取得日は24年3月15日(予定)。

 中長期的に保有する方針であり、年間47百万円程度の安定的収入とネット利回り5.3%程度が見込める。取得価格のうち、630百万円は銀行借入により、残額は、自己資金を充当する。

 本物件取得により、売上高として年間47百万円程度の安定的な家賃収入を確保するとともに、年間30百万円程度、親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通し。これにより、保有物件数は30物件、取得価額の合計は166億円程度、年間家賃収入は、11.6億円体制となる。

 さらに、物件売却による利益の確保により、財務体質を強化しながら、物件の取得を進め、安定的収益基盤を強化していく計画。投資会社として、家賃収入による強固な安定的収益基盤をベースに、積極的に、今後の成長性の見込まれる分野への投資に取り組み、投資家に夢を持って頂ける企業体を志していく方針としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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