マルハニチロは戻り高値に進む、「培養魚肉」かまぼこのような練り製品と伝えられ注目強まる

■きょう6日、第2四半期決算を発表の予定で期待も強まる

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は11月6日、2650.0円(47.0円高)で始まったあと売買交錯状態だが、このところの出直り相場で再び戻り高値に進み、今年9月につけた2021年以来の高値2688.5円に向けて出直る相場となっている。きょう6日の取引終了後に第2四半期決算の発表を予定して期待が強まる局面である上、「マルハニチロ、『培養魚肉』27年度にも販売」(日本経済新聞11月6日付朝刊)と伝えられており、材料株妙味も強まる形になっている。

 業績動向は年度で連続最高益を更新する見通しを出しており、市場関係者の予想を上回るかどうかが焦点になると見られている。「培養魚肉」については、2023年8月に「細胞培養パイオニアのシンガポール企業、UMAMI Bioworks社とともに魚類の細胞培養技術の確立に向けた協業を開始」と発表し、開発に取り組んでいる。報道は、「かまぼこのような練り製品を低コストで生産できる技術を確立する」「ハタなどでは試食できる段階まで開発が進んでいる」と伝えた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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