ピアズが反発、Vライバー事業に参入、brossomと資本提携

■新規事業とのシナジー効果を創出へ

 ピアズ<7066>(東証グロース)は12月1日、23円高(3.80%高)の629円まで上げて反発している。同社は、キャリアショップや店舗DXなどの事業を展開するとともに、メタバースやVTuberなどの新規事業にも取り組んでいる。その一環として、同社は、CVC事業の第6号案件として、Vライバーのプロダクション事業を行う株式会社brossomの株式を取得し、資本業務提携を行ったと発表した。

 brossomは、DeNAのキャラクター配信アプリ「IRIAM」で活動するVライバーの事務所を運営する会社である。同社は、「いつものあなたをバーチャルで誰かのスターに」というビジョンのもと、多くの人気ライバーを輩出している。また、中国の大手動画配信PF『ビリビリ動画』で活動するVTuberのデビューに向けて準備を進めている。

 この提携により、ピアズは、brossomのVライバーを活用して、自社の各事業のPR動画やWebを介したtoC向けPRのノウハウを強化することができる。また、brossomの中国Vtuber市場への参入は、ピアズにとっても貴重な経営資源となると考えている。両社は、互いの技術力やノウハウを共有し、シナジー効果を創出していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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