ツルハHDが急伸、投資ファンドなどによる買収を受け入れ非上場化を検討とされ思惑沸騰

材料でみる株価

■前引けにかけて一時26%高、後場は受け止め方が割れる様子

 ツルハHD(ツルハホールディングス)<3391>(東証プライム)は11月15日、午前11時頃から急伸し、前引けにかけて一時26%高の1万3485円(2810円高)まで上げる場面があった。ブルームバーグニュースの報道として、ツルハHDが投資ファンドなどによる買収を受け入れ非上場化を検討していると伝えられ、思惑が沸騰した。後場は18%高の1万2590円(1915円高)で始まり、受け止め方が強弱分かれる様子となっている。

 報道によると、ツルハHDはすでに財務アドバイザーを選定しており、複数のプライベートエクイティー(PE、未公開株)ファンドなどが興味を示しているという。11月下旬に一次入札を実施するとし、プレミアム(上乗せ幅)を加味すると6000億円規模の買収になるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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