冨士ダイスが再び上値を指向、決算補足説明資料に続き北関東の営業所再編を発表し注目強まる

■新たに北関東営業所を開設

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は12月1日、次第に上げ幅を広げる相場となり、午前10時20分過ぎには677円(22円高)まで上げ、ここ1か月続いた小動き横ばいの中で再び上値を指向している。超硬耐摩耗工具のトップシェア企業。11月27日に第2四半期決算(2024年3月期)の補足説明資料を開示し、12月1日には「営業所の統合ならびに新営業所開設のお知らせ」を発表、注目が集まっている。

 第2四半期決算(2023年4~9月・累計)は、電力燃料費の高騰などや熊本冶金棟建設に伴う一時的な費用増の影響を受け、各利益とも減益だった。だが、株価は発表翌日の朝寄りに下げただけで即日回復し、以後は直近まで底堅い相場となってきた。

 12月1日に発表した営業所の統合、新営業所の開設は、サービスのさらなる向上と事業運営の効率化を目的として、23年12月4日(月)より栃木営業所と埼玉営業所を統合し、新たに北関東営業所を開設するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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