【話題】伊藤園と北里大学、加齢性難聴に緑茶成分の効果を調査

■iPS細胞技術を用いて内耳細胞保護効果を探索

 伊藤園<2593>(東証プライム)と北里大学は22日、加齢性難聴に対する緑茶成分の有効性に関する共同研究を開始したと発表。

 超高齢社会の到来に伴い、加齢性難聴の患者数は増加の一途を辿っている。難聴は認知症発症のリスクファクターであり、難聴進行の抑制は喫緊の課題となっている。

 北里大学は、難聴患者の採血検体からiPS細胞を樹立し、病気の内耳細胞を作製する技術を有している。伊藤園は、多数の緑茶含有成分を保有している。両者は、この技術と成分を組み合わせて、内耳細胞保護効果を探索する。

 今回の共同研究は、iPS細胞技術の健康食品・ヘルスケア領域への応用、動物実験代替法の開発など、社会的にも科学的にも意義深い研究である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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