綿半HD、グループ会社の綿半ソリューションズ静岡工場の新事務所棟が竣工

■生産性向上・環境配慮に貢献

 綿半ホールディングス(綿半HD)<3199>(東証プライム)のグループ会社「綿半ソリューションズ(長野県飯田市)」は、鐵構部門の製造拠点である静岡工場の事務所棟建替え工事が完了した。

 静岡工場の事務所は築50年ほど経過しており、耐震診断の結果今回の建替えを計画し、2023年7月に着工、2024年1月10日に鉄骨造3階建てが竣工となった。これにより事務所機能だけではなく、生産性向上・環境配慮という機能を持った事務所兼倉庫の建物に生まれ変った。

  建替えのポイントは資材倉庫と太陽光パネル。 元々2階建てだった事務所棟を、1階を資材倉庫にすることで、鉄骨向け資材を保管できるようになった。鉄骨向け資材の中には雨掛かりとならないように保管する必要のものがあり、従来では工場加工に合わせて納入していたため、工程にロスが生じていたが、事前に資材倉庫に納入しておくことで、スムーズに作業できるようにした。2、3階は事務所を兼ね備えており、人とモノの動線を考慮した設計になっている。

 屋根上には太陽光発電98kwシステムを設置し、さらにBCP対策として災害時に外部から20kva発電機を接続することで指定したコンセントから電気供給を受けられるエレピークという電源切替システムを導入した。

 綿半ソリューションズは、今後も生産性の向上に取組むとともに、再生可能エネルギーの活用など、環境に配慮した事業活動を行っていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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