【株式市場】前場の日経平均は328円高、NYダウ最高値など映し主力株強く反発基調

◆日経平均は3万6079円14銭(328円07銭高)、TOPIXは2529.20ポイント(31.55ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億7520万株

 1月29日(月)前場の東京株式市場は、業績予想を増額したファナック<6954>(東証プライム)や米社M&Aのカゴメ<2811>(東証プライム)が活況高となり、小安く始まった東京エレク<8035>(東証プライム)は次第に持ち直して堅調ジリ高など半導体関連株も強く、前週末のNYダウ最高値などを映しトヨタ<7203>(東証プライム)や日立<6501>(東証プライム)なども高い。中東で米軍基地が攻撃を受けたと伝わり、原油高などからINPEX<1605>(東証プライム)などの石油株や資源株も高い。日経平均は63円高で始まり、次第高となって午前11時に416円04銭高(3万6167円11銭)まで上げ、前日比で反発基調となった。

 野村ホールディングス<8604>(東証プライム)が2017年以来の高値を更新など証券株が強く、自社株買いを発表した日東電工<6988>(東証プライム)は上場来の高値を更新。環境管理センター<4657>(東証スタンダード)は四半期決算の急回復など好感されストップ高。QPS研究所<5595>(東証グロース)は決算説明動画の公開などで注目再燃し上場来の高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は6億7520万株、売買代金は1兆9623億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は1358銘柄、値下がり銘柄数は247銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、鉱業、石油石炭、輸送用機器、証券商品先物、その他製品、卸売り、銀行、空運、海運、その他金融、保険、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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