【株式市場】日経平均は146円高となり反発、後場は好業績株や材料株の買い強い

◆日経平均は3万6158円02銭(146円56銭高)、TOPIXは2539.68ポイント(5.64ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し17億6861万株

 2月2日(金)後場の東京株式市場は、日本テレビHD<9404>(東証プライム)がストップ高で売買されながら大幅高を続け、引き続き自社株買いによるPBR向上策や外国人株主対策など好感。この連想買い波及とされてテレビ朝日HD<9409>(東証プライム)なども一段高。東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株も一部を除いて堅調。ソニーG<6758>(東証プライム)などもNYダウ最高値を受けて上げ幅を保って推移。日経平均は前引けから80円ほど値を消して282円高で始まり、中盤に上げ幅を100円ほどまで縮めたが、大引けまで底堅く前日比で反発となった。

 後場は、川崎汽船<9107>(東証プライム)が軟調ながら持ち直し気味に推移し、前場軟調だった三菱UFJ・FG<8306>(東証プライム)は中盤から小高くなって反発基調。アイティメディア<2148>(東証プライム)は配当性向70%が好感され2日連続ストップ高。フォーサイド<2330>(東証スタンダード)はAI活用の新サービスに期待強まり大引けまでストップ高。田中化学研究所<4080>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感され終日ストップ高。デリバリーコンサルティング<9240>(東証グロース)はAI inside<4488>(東証グロース)との提携が好感され3日連続急動意となりストップ高。sMedio<3913>(東証グロース)はサブスク契約数3万件を突破との発表を受け後場急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し17億6861万株(前引けは9億2221万株)、売買代金は4兆6801億円(同2兆4886億円)。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は843(前引けは975)銘柄、値下がり銘柄数は759(同622)銘柄。

 東証33業種別指数は16業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、情報通信、陸運、化学、機械、金属製品、電気機器、電力ガス、ガラス土石、非鉄金属、小売り、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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