ユニフォームネクストが後場急伸、今期の業績予想を一段拡大の見込みとし注目集まる

■売上高は前期18%増、今期は24%増を見込む

 ユニフォームネクスト<3566>(東証グロース)は2月6日の13時過ぎから急動意となり、16%高の611円(84円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに600円台を回復し、急激に出直っている。13時に発表した2023年12月期決算の売上高が前期比17.7%増加し、今期・24年3月期の予想を23.5%増と一段拡大の見込みとした上、営業利益も23年12月期の23.9%増から今期は34.4%増とするなどで、今期の一段拡大予想に注目が集まっている。

 昨年度に続き、売上増強による市場シェアの拡大を目的として、WEB広告やWEB接客サービス、既存顧客へのメールマガジン配信などを積極推進し、コロナ明けにともなう飲食店からの注文が増加したほか、医療カテゴリについては商品単価の値上げや大口注文増加も寄与。オフィスワーク部門ではファン付き作業服を中心に夏物商材の販売が大きく伸長した。売上拡大にともない、在庫保管能力を向上させるため、10月には物流センターの増築が竣工した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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