東宝が逆行高、「ゴジラ―1.0」の米アカデミー賞を好感、版権ビジネスなど拡大を期待

■全体相場は大幅続落のため目先は上値の重い可能性だが沈静化を待つ

 東宝<9602>(東証プライム)は3月12日、反発基調で始まり、取引開始後は5001円(99円高)をつけて出直っている。同社制作の映画「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン)」が日本時間の11日に米アカデミー賞の視覚効果賞を受賞と伝えられ、版権ビジネスなどが内外で拡大する期待が出ている。

 全体相場は日経平均が350円安で始まるなど、昨11日の一時1000円安に続いて軟弱。このため、目先は全体の地合いに押されて上値の重い相場になる可能性があるものの、全体相場の下げ沈静化とともに動意を強める期待がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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