ネオジャパン、米FanKave社とのサブライセンス契約の締結及び「FanVoice AI」のサービスを提供開始

■顧客の声をAIで分析し、エンゲージメント向上を実現

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、FanKave Inc.(アメリカ、カリフォルニア州)とAI VoCサービス「FanVoice AI」のサブライセンス契約を締結し、日本でのサービス提供を開始した。日本企業では初のサブライセンス契約となる。

 FanVoice AIは、音声・動画による「顧客の生の声」をAIが分析し、顧客のニーズや感情・ニュアンスなどの定性データを収集できるAI VoC(Voice of Customer)サービスである。リアルな顧客の声を分析することで、商品やサービスの改善、顧客サポートの強化、マーケティング戦略の見直し、顧客の生の声を使った動画プロモーションなど様々な施策を実施できる。

 近年、顧客満足度向上の観点から顧客の声を深く理解し迅速に対応することがますます重要になっている。しかし、従来のテキストコミュニケーションでは潜在的な意識や動機、顧客が直面する問題を理解するのに時間がかかるといった問題があった。そこで、こうした課題を解決するため、生成AIを活用した音声、映像主体のプラットフォーム「FanVoice AI」のサブライセンスの契約を締結するに至った。音声入力という手軽な方法により回答率の向上とデータ量の増加が期待できると同時に、映像を使ったVisualコミュニケーションでコスト削減を実現。さらに自動分析機能により、膨大な音声データをテキストデータに変換し、前後の文脈から顧客の感情やニュアンスまで分析することでより深い洞察を得ることができるようになる。また、生成AIを通してそれらのデータを様々な形でアウトプットする事ができるため、同社では、「FanVoice AI」を活用することで、顧客満足度向上に向けた企業の取り組みを支援していきたいと考えている。

 今回の提携のついて、FanKave CEO Sasi Parthasarathyは「ネオジャパン社と提携してFanVoice AIを日本で開始できることを嬉しく思います。AI革命が世界中で起こっている今、『Voice』と『Generative AI』を組み合わせて活用することで、すべての企業が直面する顧客の声を正しく理解し迅速に対応、活用する方法を変革する絶好の機会です。私たちは、このパートナーシップにより、両社が結ばれると確信しています。」とコメントしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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