ケンコーマヨネーズが第5回サラダシンポジウム開催、学生・研究者・企業が語るサラダの科学

■サラダサイエンスの10年間:食卓の未来を拓く研究成果発表

 東京海洋大学にて、ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)とニチモウ<8091>(東証プライム)が協賛する「サラダサイエンス寄附講座」主催のシンポジウムが2024年3月8日に開催された。これは、サラダを科学的に解明し、より豊かな食生活の実現を目指す研究プロジェクトの集大成となるイベントである。

■多角的な研究でサラダの魅力を追求

 シンポジウムには対面とオンラインをあわせて110名が参加。サラダサイエンス寄附講座の学生、研究室教員、専門家ら7名による研究発表が行われた。サラダの栄養機能、品質向上、嗜好性、安全性など、多岐にわたるテーマについて、科学的な視点からアプローチした成果が報告された。ケンコーマヨネーズからも商品開発本部 基礎研究部の部員が登壇し、ポテトサラダに使用するじゃがいもについての講演を行った。また、シンポジウムの最後に同社代表取締役社長の島本国一氏が登壇し、東京海洋大学への寄附講座開設の背景、全体への講評や同社の取り組みについて述べた。

■10年の歩みを振り返り、未来への展望を描く

 2013年に開設されたサラダサイエンス寄附講座は、今年で10周年を迎える。今回のシンポジウムは、これまでの研究成果を振り返るとともに、今後のサラダサイエンスの発展に向けた展望を議論する場となった。ケンコーマヨネーズは今後も、サラダを科学的に解明することで、食卓の未来を拓く研究活動を継続していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る