住友金属鉱山が今年の高値に迫る、LIB二次電池リサイクルプラントの新設や「金」の最高値を好感

■金は英米に続き東京も最高値、初の1グラム1万2000円台と伝わる

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は3月29日の後場、4601円(118円高)で始まり、1週間前につけた今年の高値4660円に迫る水準で売買活発になっている。28日に発表した「リチウムイオン二次電池リサイクルプラントの建設を決定」とのリリースが好感されている上、金相場が28日のロンドン現物取引、NY先物取引とも約1週間ぶりに最高値を更新し、29日の東京市場でも「国内金、初の1グラム1万2000円台」(日経速報ニュース3月29日午前11:13)と伝えられ、好感されている。

 リチウムイオン(LIB)二次電池のリサイクルプラントは、愛媛県西条市と新居浜市の各工場内に、使用済みのリチウムイオン二次電池(LIB)などから銅、ニッケル、コバルト、リチウムを回収するリサイクルプラントを建設する。プラント建設は2024年度中に開始し、26年6月の完成を予定。設備能力(原料処理量)はLIBセル換算で年間約1万トンを計画するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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