【株式市場】前場の日経平均は66円安、朝方は堅調で中盤に310円安となったが持ち直す

◆日経平均は3万8404円45銭(66円75銭安)、TOPIXは2681.54ポイント(15.57ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億4881万株

 4月17日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの7日ぶり反発と半導体株指数の3日ぶり反発などを受け、昨16日に大きく下げた主力株が反発して始まったものの、鉄鋼、自動車、大手商社株などは次第に軟化する銘柄が目立ち、石油株などの資源関連株も安い。一方、信越化<4063>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)、川崎汽船<9107>(東証プライム)などは前引けまで堅調に推移。日経平均は朝寄り直後に116円41銭高(3万8587円61銭)まで反発したが、中盤に310円37銭安(3万8160円83銭)まで下押し、前引けも軟調だった。

 中で、ネオジャパン<3921>(東証プライム)は再び一段高の高値更新となり料金改定など好感。レゾナックHD<4004>(東証プライム)は業績予想の増額修正を受けて一段高の高値更新。建設技術研究所<9621>(東証プライム)は「社内調査委員会調査報告書の受領と当社の対応」が好感され6日ぶりに反発。AGS<3648>(東証スタンダード)は「サプライヤー・マネジメント・クラウド」への期待強く国家的な情報セキュリティ強化戦略に乗るとされて連日ストップ高。トリプルアイズ<5026>(東証グロース)はAIアルコール検知システムの他社サービスとの連携が材料視されて一段と上げストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億4881万株、売買代金は2兆2488億円。プライム上場1652銘柄のうち、値上がり銘柄数は392銘柄、値下がり銘柄数は1206銘柄。

 東証33業種別指数は5業種が値上がりし、海運、化学、その他製品、精密機器、機械が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る