島津製作所が新たな水中通信技術を開発、防衛装備庁の事業の一環として海洋での実験を実施

■海洋での大容量データ通信を実現

 島津製作所<7701>(東証プライム)は4月17日、同社が開発した「光/音響ハイブリッド水中通信装置」のプロトタイプが、防衛装備庁の先進技術研究の一環として、昨年の実海面での実証実験で成功したと発表。この装置は、水中での様々な条件下での大容量データ通信を可能にするもの。

 従来の水中通信手段には限界があったが、同社の「MC100」と「MC500」は、半導体レーザーを採用することで、指向性と応答速度に優れた水中光無線通信を実現している。

 同社は、安全保障や海洋資源探査、洋上風力発電の設置・点検、漁業など幅広い分野での水中無線通信技術の開発を進めており、今後もオープンイノベーションを通じて社会実装を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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