オキサイドは前日の下げを完全に奪回、決算説明会の質疑要旨を開示し注目再燃、V字急反発

■2月決算は各利益とも赤字だったが今期は四半期ごとに終始改善を見込む

 オキサイド<6521>(東証グロース)は4月17日、急反発となり、後場一段と上げて12%高の2860円(316円高)をつけた後も2800円台で推移。昨16日の10%安(277円安の2544円)を完全に奪回して急激な切り返しとなっている。15日の夕方に2月決算を発表し、翌16日はイランのイスラエル攻撃を受けた全体相場の大幅安に押されて下げたが、16日の夕方に決算説明会の質疑応答(要旨)を開示。17日はV字急反発となった。

 2月決算(連結)は各利益とも赤字だった。今期・25年2月期は売上高を29.5%増の見込みとし、各利益も黒字化を見込む。決算説明会の質疑応答(要旨)では、今期は半導体事業でセカンドベンダー製の部材を搭載した製品が既に出荷を開始しており、現在、セカンドベンダーの部材生産能力の増強を進めている最中とし、上半期では、当社が期待する月10台以上の数量確保はできない見通しだが、第2四半期以降、徐々に調達数量が増加する予定。下半期は、ほぼ当社の期待する数量を確保できる見込み。半導体事業における収支が四半期毎に改善されることになる、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る