クリアルが急騰、海外初の物流施設開発に投資、オーストラリアシドニーでのプロジェクトに着手

■オーストラリア・シドニーでの大型物流施設開発

 クリアル<2998>(東証グロース)は4月22日、320円高(8.23%高)の4210円(9時52分)まで上げて急騰している。同社は4月19日、シドニー近郊の物流施設開発プロジェクトにプライベートクレジットによる投資を実行したと発表。これは、海外初のファンド案件であり、CREAL Asia Pte. Ltd. が推進するもの。投資対象は、シドニー中心地から約25kmの距離にあるセルフストレージと倉庫からなる物流施設で、総額は3950万豪ドル。

 同投資は、短期のコンストラクションファイナンスを提供するもので、他の機関投資家と共同で行われた。今後、CREAL Asia はオーストラリア市場での案件創出を加速し、グローバル展開を拡大する計画。また、プライベートクレジット投資のノウハウを活用し、将来的にはクラウドファンディングプラットフォームと融合させ、より収益率の高い商品の組成を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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