ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感、発表は5月10日の予定

■24年3月期の業績予想を営業利益は2.1%、純利益は50%引き上げる

 ケミプロ化成<4960>(東証スタンダード)は4月22日、買い気配で始まった後469円(70円高)で始値をつけ、ほどなくストップ高の479円(80円高、20%高)まで上げ、その後はストップ高買い気配で推移。大幅続伸となっている。前取引日・19日に2024年3月期の業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 主力製品の販売増加、受託製造製品の追加受注獲得が工場稼働率改善に寄与し、生産休止費用の計上が減少したこと、減損処理済資産の処分・圧縮を進めたことなどにより、売上高は23年10月20日発表の業績予想を1.1%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同2.1%、経常利益は同30.0%、純利益は同50.0%引き上げた。決算発表は5月10日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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