マルハニチロの出直り目立つ、業績好調で紀文食品との提携も期待が強まる要因に

■業績予想を2月に増額修正し純利益は連続最高を更新の見込み

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は4月22日、続伸基調となって出直りを強め、14時過ぎに4%高の3082.0円(113.5円高)まで上げ、水産株の中でも上げが目立っている。2024年3月期の連結業績予想を2月に増額修正し、親会社株主に帰属する当期純利益を連続最高更新の見込みとするなど業績好調で、3月下旬には紀文食品<2933>(東証プライム)との資本業務提携を発表、水産株の中でも期待感の強い銘柄として注目されているようだ。

 紀文食品との提携では、それぞれが有する強みを活かし、国内外の食品事業での協業を通じた拡大を図るとともに、両社共同でも新製品開発による新市場の創出等も検討していく。紀文食品の普通株式226万1200株(発行済株式総数の9.90%)を取得した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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