エルテス、「なりすまし詐欺広告検知対策パッケージ」の提供開始、著名人画像悪用広告の監視・検知

■正式な広告契約主やタレント事務所向けに展開

 エルテス<3967>(東証グロース)は4月22日、SNS型投資詐欺に繋がるなりすまし詐欺広告の検知サービスを開始すると発表。これは、著名人の画像を無断で使用した虚偽広告が社会問題となっている背景から、広告主やタレント事務所の監視ニーズに応えるためである。警察庁によると、2023年のSNS型投資詐欺の被害は2271件、約277億9千万円に上る。新NISAの開始などで個人投資への関心が高まる中、同様のリスクは増加すると予想される。

 提供される「なりすまし詐欺広告検知サービス」は、FacebookやInstagramをメディアとし、一定頻度での監視とリスク広告の緊急通知を行う。また、既存の「なりすましアカウント対策パッケージ」との組み合わせにより、精度の高いデジタルリスク対策が可能となる。

 エルテスは、デジタル社会の発展を支える企業として、デジタルリスク事業、AIセキュリティ事業、DX推進事業を展開。2004年創業の同社は、ビッグデータ解析によるリスク検知ソリューションを提供し、デジタル社会における新たなリスクから企業を守ることを目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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