さくらインターネットの出直り目立つ、米アップルのデータセンター向けAI半導体報道など材料視

■5倍に高騰のあと急激に調整、値固めの途上だがジリジリ持ち直す

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)は5月7日、再び出直りを強め、11%高の6150円(630円高)まで上げた後も10%高の6080円前後で売買され、このところの横ばい相場の中で3取引日ぶりに6000円台を回復している。データセンター、サーバーの大手で、朝、米WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)電子版の報道として、「米アップル、データセンター向けAI半導体を開発へ」(日経速報ニュースより)と伝えられたことなどを受け、買いが活発化している。

 2024年1月初から3月初にかけて2200円前後から1万980円まで5倍に急騰し、その後急激な調整に見舞われたが、4月以降は一時5000円割れを交えてジリジリ持ち直している。4月19日には一時ストップ高となり、LinuxのOS「Red Hat」活用の新サービス発表や政府のクラウドプログラム整備確保計画にともなう補助金報道などが買い材料視された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■テレワークとオフィスワークの融合でイノベーション創出を目指す  エキサイトホールディングス(エキ…
  2. ■内閣府発注の大型プロジェクトを15億3800万円で落札  QPS研究所<5595>(東証グロース…
  3. ■働く車や人気キャラクターのおもちゃで、考える力、社会性、創造性を育む  日本マクドナルドホールデ…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■高額品・ブランド品株、不動産株、証券株が狙い目!  今週の当コラムは、円安・ドル高メリット株に注…
  2. ■まさか「円安不況」?!「安いニッポン」買い関連株は順張り・逆張りともダブル選択肢  「短期は需給…
  3. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  4. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る