ニコン、高速・高精度なロボットビジョンシステム発売、製造現場の課題を解決

■独自の高速センシング技術で、小型部品や光沢部品の認識も可能

 ニコン<7731>(東証プライム)は5月7日、2024年秋に産業用ロボットビジョンシステムを発売すると発表。同こシステムは、人間の目に相当する高性能センサーと、画像処理による判断を行うエンジンで構成されており、ロボットアームに動体視力と頭脳を提供する。独自の高速センシング技術により、高速で正確な動作と使い勝手の良さを実現し、製造業など多くの産業での省人化と生産性向上に寄与する。発売時期は2024年秋。

 従来のロボットビジョンシステムでは、処理能力の不足による認識の困難さや、要求されるスピードに対応できない動作・認識、設定の難しさ、設備導入時の負担の大きさなどの課題があった。ニコンの新システムはこれらの問題を解決し、より効率的な生産現場を実現する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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