カオナビが後場一段高、連結決算は初開示だが個別決算は営業利益は2.2倍

■今期も大幅増収を計画、上場来の安値圏から急激に出直る

 カオナビ<4435>(東証グロース)は5月14日の後場寄り後に一段と上げて16%高の1680円(227円高)をつけ、上場来の安値圏から急激に出直る相場となっている。企業向けに人材情報プラットフォームの提供などを行い、13日の午後に発表した2024年3月期の連結決算はこの期から連結開始のため前期比較なしだが、個別決算では売上高が前期比27%増加し、営業利益は2.2倍、純利益は2.9倍と大幅に増加、見直し買いが流入している。

 この期は、労務管理システム『WelcomeHR』を提供するワークスタイルテック株式会社を子会社化した。連結ベースでは売上高が76億2500万円、営業利益は8億1400万円だった。今期・25年3月期の予想は売上高のみ開示し、94億2000万円から95億6000万円(前期比23.5%増~25.4%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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