【マーケットセンサー】宇宙産業:市場規模8兆円へ拡大、政府1兆円支援

■新たな成長産業として宇宙ビジネス関連株に注目

 宇宙産業は、近年政府の強力な政策支援を受け、新たな成長産業として注目を集めている。2021年6月に閣議決定された宇宙基本計画では、2030年代早期に宇宙機器産業、宇宙ソリューション産業合計で4兆円だった市場規模を8兆円に拡大することを目標としている。また、2023年4月に閣議決定された宇宙戦略基金では、10年間に1兆円の政策支援を計画している。

 この計画に基づき、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とNASA(アメリカ航空宇宙局)の間では、人類の月面再訪を目指す「アルテミス計画」などの各種プロジェクトも進んでいる。これらのプロジェクトは、宇宙機器産業、宇宙ソリューション産業にとって新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されている。

 宇宙産業は、大手重工3社などの主力株から直近IPO株の宇宙ベンチャー株まで幅広く関連する分野である。東京株式市場では、円安・株安・債券安のトリプル安懸念が強まる中、宇宙ビジネス関連株はニッチ株として注目を集めている。今後は、政府の支援策や民間企業の参入により、宇宙産業はさらに成長していく可能性が高いと考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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