【マーケットセンサー】「スポーツの秋」で加熱する市場、Jリーグと大谷翔平関連株に注目

■優勝争いにオーナーチェンジも絡むJリーグ関連株に先手妙味

 秋の諺で「天高く馬肥ゆる秋」がある。食欲の秋、スポーツの秋が到来し、関連株の出番を先取りする「オレ流」の戦略である。なかでもスポーツは、パリ五輪、パラ・オリンピックが閉幕し、プロ野球のペナントレースとサッカーのJリーグのリーグ戦が終盤を迎えて白熱してくる。なかでも興味深いのは、マニュアックで申訳ないがJリーグである。

 世界のスポーツ産業市場規模は、4849億ドル(約73兆円)と推定され半導体はスマートホン、再生可能エネルギーに並ぶ巨大産業とされている。サッカー、バスケット、野球などのライブ配信が有力コンテンツとして無料放送から有料放送化されその放映権収入などが高成長要因となった。Jリーグ(60クラブ)の2023年度の売り上げは、前期比11%増の1517億円と過去最高となったものの、まだ微々たるものである。しかし伸びしろには期待される部分もある。一部外資が、Jリーグクラブの経営に参入し、2022年3月にはクラブの株式上場も解禁されている。またオーナーチェンジ(株主異動)も続いており、異色の大株主が経営の舵取りをするクラブを増えているからだ。

 現にJリーグのJ1の試合は、残り9試合の最終盤であり、ここで首位を争っているサンフレッチェ広島とFC町田セルビアは、いずれもオーナーチェジのあったクラブである。優勝争いのデッドヒートが、大株主企業の露出度増加につながる展開になれば、新たな株価材料とて注目される可能性もある。さらにサッカーとは別格であるが、本塁打50本、盗塁50の「50-50」が秒読みとなっている日米のスーパースター・大谷翔平の関連株も含めて「スポーツの秋」を先取りするのも、番外相場としてサプライズとなってくれそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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