サンバイオは後場も買い気配のままストップ高、「慢性期外傷性脳損傷プログラム」薬事審での審議に期待高揚

■3月は継続審議と判断され品質に関する追加データ等を提出

 サンバイオ<4592>(東証グロース)は6月13日の前場、気配値のままストップ高の675円(100円高、17%高)で推移して値がつかず、後場もストップ高買い気配で始まり、2日連続ストップ高となっている。昨12日の14時頃、開発中の「SB623」(慢性期外傷性脳損傷プログラム)が薬事審議会の審議事項に含まれていると伝えられたことを受けて株価は急伸。会社側は15時に「国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム製造販売承認取得の状況について(続報)」を発表。今朝も買い殺到で始まった。

 発表によると、12日、厚生労働省より、薬事食品衛生審議会:再生医療等製品・生物由来技術部会を6月19日に開催することが公表され、議題には当社開発品SB623である、「再生医療等製品『アクーゴ脳内移植用注』の製造販売承認の可否、条件及び期限の要否並びに再審査期間の指定の要否について」が審議事項として含まれていた。本部会において当社開発品SB623の承認可否が審議されることとなった。

 3月に開催された薬事審では継続審議と判断され、当局と協議し、品質に関する追加のデータ等を提出することなどを同月下旬に開示していた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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