ラバブルマーケティンググループの子会社ジソウ、OTA(Online Travel Agent)運用支援サービスを開始

■宿泊予約サイトの管理・更新をサポートし、集客促進に貢献

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)の子会社で、企業のSNSマーケティングの自走支援を行うジソウ(本社:東京都港区)は7月8日、宿泊施設の集客を目的としたSNS+αのマーケティング支援として、OTA運用支援サービスを開始すると発表。

※OTA(Online Travel Agent)とは、インターネット上だけで取引を行う旅行会社のこと(株式会社JTB総合研究所「観光用語集」より)。国内企業が運営するサイトでは「楽天トラベル」「じゃらんnet」「るるぶトラベル」、海外企業が運営するサイトでは「Booking.com」「Expedia」「agoda」などがある。

■OTA運用支援サービス開始の背景

 OTAは、宿泊予約サイトとして広く利用されている。一般社団法人日本旅館協会が会員施設を対象に実施した「令和5年度 営業状況等統計調査」(※1)によると、OTA経由の予約率は全体平均(※2)で43.3%、インターネットでの予約受付方法は「自社ホームページとOTAで販売」が全体平均で97.9%と、予約全体の約半数近くをOTAが占めていることや、ほとんどの施設がOTAを利用していることがわかる。また、日本政府観光局(JNTO)の「日本の観光統計データ」(※3)では、訪日外国人の78.0%(2023年)がインターネット経由で申し込みをしている。

 ジソウは、業種や規模にとらわれない、顧客の課題に寄り添ったSNSマーケティング+αの支援を行っている。ホテルや旅館を運営する企業様からSNSマーケティングに関する相談をうける中で、「宿泊予約や観光誘客につなげたい」といった目的は少なくない。

 これらの背景から、日本の観光需要が回復する今、宿泊事業者等の観光関連事業者様からのニーズが増えることを見据えて、OTA運用支援サービスを開始する。「SNS施策と合わせてOTAを効果的に運用(最適化)したい」「OTAの管理・更新業務を効率化したい」といった企業の課題解決をサポートする。

※1 (一社)日本旅館協会「令和5年度 営業状況等統計調査」
※2 客室数の規模別(大規模、中規模、小規模)で集計されたデータの全体平均を記載している。
※3 日本政府観光局(JNTO)「日本の観光統計データ」内、訪日旅行の実態「予約方法別の内訳」

【OTA運用支援サービスの概要】

・情報の管理・更新=シーズンに応じて変更が必要な画像・プランの入力、更新をサポートする。撮影も対応。

・分析=施設単位のデータを集計し、その結果をもとに、より効果的な情報の掲載や宿泊プラン等のアドバイスを実施する。

・宿泊プランの企画=現状分析や市場調査、顧客調査を実施し、調査データや顧客ニーズに基づく宿泊プランをご提案する。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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