大林組が完成工事利益率の向上など好感し高値に進み「倍返し」の可能性も

銘柄

 大林組<1802>(東1・売買単位千株)は13時にかけて上げ一服模様だが4%高の1128円(45円高)前後で推移し、約2カ月ぶりに2000年以降の相場で最高値を更新している。9日正午に2016年3月期・第2四半期の連結業績予想(4~9月累計)を増額発表し、完成工事利益率が前回発表時の6.4%の見通しから9.9%と大幅に向上することなどを要因に、営業利益は従来予想の210億円を410億円の見込みへと9割引き上げた。株価は約2カ月前の8月に1098円まで上げ、その後調整していたが、9日の午後から連続大幅高。チャート観測では調整幅を回復してさらに同じ幅の上げに発展する「倍返し」相場が発生して1260円台まで上げる可能性が出てきたとの指摘がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る