PRISM BioLabが一時ストップ高、米Receptor.AIと創薬提携契約

■PepMetics技術とAI分子設計を組み合わせ、代謝性疾患領域で候補化合物創出を目指す

 PPRISM BioLab<206A>(東証グロース)は3月12日、米Receptor.AIとの創薬提携契約締結を発表した。細胞内のタンパク質間相互作用(PPI)および膜タンパク質を標的に、新規低分子医薬品の探索と、AIナビゲート型・物理学ベースの統合創薬プラットフォーム構築を目指す内容である。

 同提携では、PRISM BioLabの「PepMetics技術」と、Receptor.AIの多目的AIナビゲーションエンジンを組み合わせる。まずは代謝性疾患領域の特定レセプターを対象に分子設計を進め、従来の低分子創薬では難しかった標的に対するヒット化合物、リード化合物、臨床候補化合物の創出を狙う。製薬企業との共同研究機会の開拓も並行して進める。

 2026年9月期業績への影響は軽微としている。一方、2月13日発表の2026年9月期第1四半期決算は、売上高1.33億円(前年同期比5.8%増)だったが、研究開発費増加で営業損失2.85億円を計上した。もっとも、同提携はPPI創薬の深化に資する連携の第二弾であり、中長期の成長可能性と企業価値向上への布石となりそうだ。

■株価は一時ストップ高、創薬提携期待で資金集中

 株価は一時ストップ高の243円まで急伸した。前日終値193円比で50円高、上昇率は約26%に達した。出来高は10時12分時点で303万6000株、売買代金は7億円超と商いも膨らんだ。創薬提携発表を材料に、成長期待を映した短期資金が集中した展開である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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