双日が海上保安庁向け無操縦者航空機MQ-9B導入を決定、広域監視能力強化へ

■広大な排他的経済水域の監視能力強化へ、2025年度から運用開始

 双日<2768>(東証プライム)は8月16日、米国General Atomics Aeronautical Systems,Inc.と、海上保安庁向け無人機MQ-9Bシーガーディアン2機の購入契約を締結したと発表。これは、日本の広大な排他的経済水域における監視体制強化に向けた取り組みの一環である。

 MQ-9Bは、長時間の飛行と高性能センサーによる広範囲な監視が可能であり、海上保安庁はすでに一部機体を運用し、その有効性を確認している。今回の導入により、海上保安庁は、より広域かつ効率的な監視体制を構築し、日本の領海・排他的経済水域の安全確保に貢献することが期待される。

 新たなMQ-9Bは、2025年度から福岡県の北九州空港を拠点として運用が開始される予定。双日は、今回の契約を通じて、海上保安庁の能力強化に貢献するとともに、日本の海洋安全保障に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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