パス、AI×ロボティクスで食品製造革新へ、三和製作所と業務提携

■AIとロボティクスで食品製造の未来を変える

 パス<3840>(東証スタンダード)は8月26日、AIとロボティクス技術を活用した食品製造装置の開発・販売を行う新たな事業を開始すると発表。同社は、この事業を通じて、食品業界における生産性の向上と、衛生面での課題解決を目指していく。

 今回の事業開始にあたり、同社は三和製作所と業務提携契約を締結した。三和製作所は、AI画像処理技術とロボティクス技術を用いた、食肉中の軟骨を自動で選別する装置の開発実績を持つ。両社は、この技術を応用し、食品製造工程における様々な作業の自動化を目指していく。

 具体的には、両社で共同開発した装置を用いて、食肉加工における目視検査を自動化することで、作業効率の向上と、ヒューマンエラーによる品質低下を防ぐことを目指す。また、この装置は、食品業界における人手不足問題の解消にも貢献することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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