じげん、ヒカカクの全株式取得と吸収合併を発表、リユース市場拡大へ

■簡易合併により、ヒカカクとの一体的運営を実現

 じげん<3679>(東証プライム)は8月26日、ヒカカクの全株式を取得し、2024年10月1日をもって吸収合併すると発表。ヒカカクは国内最大級の買取価格比較サイト「ヒカカク!」を運営しており、この買収により、じげんはリユース市場への進出を強化し、既存の事業とのシナジーを創出する狙いがある。

 取得の背景には、リユース市場の拡大と循環型社会形成への意識の高まりがあり、じげんはこの成長市場での競争力を高めるため、ヒカカクのプラットフォームを活用したソリューションの提供を目指している。特に、じげんの既存事業との連携を強化し、収益の拡大を図る方針である。

 今回の株式取得は手元資金で賄い、財務への影響は軽微であると見込まれている。合併後もじげんの事業内容や代表者の役職に変更はなく、今後の業績予想に大きな影響はない見込みであるが、必要に応じて適宜情報を開示する予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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