MRT、東南アジア最大級の医師向けプラットフォーム「Docquity」と資本業務提携

■医療人材紹介事業を東南アジアに拡大、日本国内では医師向けコンテンツ提供

 MRT<6034>(東証グロース)は9月4日、シンガポールに本社を置くDocquity Holdings Pte. Ltd.との資本業務提携を発表した。同提携では、東南アジア圏における医療人材紹介事業の発展および日本国内でのMRTグループ会員向けコンテンツ提供を強化する。Docquityは東南アジア最大の医師向けプラットフォームを運営し、同地域で医療DXの先進的な取り組みを行っていく。

 同社は伊藤忠商事<8001>(東証プライム)からDocquityの一部株式を取得し、東南アジアにおける医師紹介事業を拡大する。この提携により、MRTはDocquityが運営する医師向け求人サイト「Docquity Jobs」を譲り受け、総会員数40万人を超えるDocquityのネットワークを活用して、医療人材の紹介を効率化し、東南アジア各国での医療サービス向上を目指していく。

 さらに、Docquityの教育コンテンツやマーケティング支援を通じて、日本国内の医師や医療機関向けに新しいデジタルサービスを展開し、会員満足度を向上させる計画。同提携により、MRTは国内外での事業成長を見据えた医療人材紹介ビジネスの拡大を図り、東南アジア市場におけるさらなる存在感を高めていく予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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