インフォマート、「受発注流通金額」でフード業界国内シェアNo.1を獲得!、未来トレンド研究機構が調査

■買い手・売り手企業の利用拡大で流通金額がトップに

 インフォマート<2492>(東証プライム)は9月26日午後、株式会社未来トレンド研究機構(東京都千代田区)が行った調査による受発注クラウドサービス市場での受発注流通金額において「国内シェアNo.1」を獲得と発表した。

 (株)未来トレンド研究機構の調査は、受発注クラウドサービスを調査対象とし、受発注流通金額シェアNo.1(実績調査)を調査項目として2024年7月~8月に行われた。

 インフォマートは「BtoBプラットフォーム受発注」などのクラウドサービスを提供し、2023年、同社がフード業界に提供しているサービス上で1年間に流通した金額が2兆2743億円に到達した。その背景には、「BtoBプラットフォーム受発注」の利用企業数が拡大し続けていることが挙げられる。24年8月末現在の利用企業数は、買い手企業数が4000社、売り手企業数が4万5000社を超えている。

 さらに、24年3月には株式会社タノムを連結子会社化し、個人飲食店と卸企業間における受発注のデジタル化の促進を強化している。その結果、24年8月末時点で「BtoBプラットフォーム受発注」「BtoBプラットフォーム受発注ライト」、及び「TANOMU」を利用する店舗数は24万店舗を超えている。

 「BtoBプラットフォーム受発注」は、外食・給食・ホテル等と、その取引先である卸・メーカーとの間の受発注・請求業務が行えるクラウドサービス。日々の受発注から請求処理までをデジタル化し、計数管理を一元化。双方の業務効率化、時間短縮、コスト削減、生産性向上が実現する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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